豚コレラでブランド豚が食べられなくなる?最悪の場合私たちの生活に影響が!

ここ数ヶ月中部地方で豚コレラに感染している豚やイノシシが見つかり話題になっています
初めて豚コレラが見つかったのは昨年9月に岐阜県の養豚場で見つかりました
その後感染は中部地方を中心に愛知、長野、滋賀、大阪へと広がっている状態です
先月6日には岐阜県の養豚場で豚コレラの感染が発覚し、その際5700頭が殺処分されています
このままだと豚が危ない!
今後豚はどうなるのか?
調査してみました
目次
国産豚が絶滅して国産豚肉が食べられなくなる!

このまま感染を食い止める事が出来なければ間違いなく国産豚肉が日本から消える事になります
ですが、そうなる前に政府が動くでしょうし、本当にやばくなったらどんな手段を使ってでも国は豚を守ります
今現状の対応策として、ワクチンがあるので未然に防ぐことは可能なのですが、農林水産省は使用を許可しておらず、殺処分で対応するしかない状況です
ワクチンの使用を農林水産省が認めない方針を打ち出していることに、与野党から異論が相次いでいる。農水省は、ワクチンを使えば業者の衛生管理が不十分になりかねないのに加え、日本から豚肉輸出ができなくなるなどと説明
出典:朝日新聞
また豚が、豚コレラに感染した場合は治療法が開発されていないので、治す事は不可能です
今の段階では殺処分策を取っ手いますが、このまま感染が止まらなければ、ワクチンの出番になるでしょう
ブランド豚が危ない

先月岐阜で殺処分された5700頭は全てブランド豚(牛でいう松坂牛みたいな特別な豚)でボーノポークという種類です
ボーノポークは岐阜県の農家3軒で飼育されていて、そのうちの1つが感染し、殺処分されました
残りは約300頭ほどで、このまま感染が広がればボーノポークが絶滅する可能性があります
元々ブランド豚は数が少なく感染してしまえば、一瞬で絶滅に追い込まれる事になります
どうやって豚に感染するのか

感染経路は豚のご飯にあります
豚はトウモロコシや魚類など食べますが、残飯も食べます
人間が食べるものは一通り食べる事が出来るのです
工場で見た目が悪い豚肉だったり、学校やレストランで出た豚肉の食べかすなどを加工して豚に食べさせるため感染するのです
豚肉の価格が上がり、気軽に食べられなくなるかも

今後豚コレアの影響で豚肉の価格が上がる可能性があります
価格は需要と供給のバランスで決まるので、豚の数が少なくなれば自然と値段が上がる事になります
現在中国では豚コレラの感染が猛威を振るっており、オランダの機関が発表した内容によると、今年中国は1億5000~2億頭殺処分する事になると報じられています
オランダの金融機関ラボバンク(Rabobank)は、中国が2019年に入って1億5000万~2億頭の豚 —— 中国の飼育総数の3分の1 —— を殺処分することになるだろうと見ている。
出典: BUSINESSINSIDER
中国は世界トップの豚生産国で、世界中に存在する豚の中でも50%の数が中国にいます
この中国の豚が仮に絶滅すると、世界から半分の豚が消える事になります
数が少なくなれば貴重なものになるので自然と価格が上がる事になってしまい、気軽に豚肉を食べる事が出来なくなってしまいます
まとめ
豚コレアによって私たちの生活が変わる可能性があります
今までいつでもどこでも手に入った豚肉が、値段が跳ね上がりぜいたく品になったり、スーパーにいっても入荷されなかったり
そんな未来なんて誰も想像していません
ですが、現実になりつつあるのです
今後どう対策するかわかりませんが、一刻も早く終息してもらいたいです
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